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こちらのページでは映画製作についての概要を説明します。
映画を世に出すためには、大まかに分けて製作、配給、興行の3つのパートに分けられます。
製作の詳細な手順は以下の通りです。
配給は、配給会社が完成した作品の上映用プリントを量産、上映する劇場をブッキングし、宣伝を行います。映画館が行う興行は、映画料を支払って配給会社からプリントを預かり、実際に館で映写技師が映写を行うことを指します。
この3部門をすべて1社で行うことは現代では珍しく、現在では製作・配給・興行のパートごとに下請け会社に外注することが増えています。
1つの映画作品の製作には、大勢のスタッフが関わっています。
まず全体の総合責任者である映画プロデューサー、最高責任者の製作総指揮者がいます。
そして映像作成の指示、演技指導などをする映画監督、ストーリーを組み立てる脚本家、実際に演技する俳優・女優、作中で使用する楽曲を提供する音楽家が参加します。
その他のスタッフは、大きく分けて技師と助手がいます。
技師はキャメラマン、照明技師、録音技師、デザイナー、装飾、スタイリスト、編集、操演、ライン・プロデューサー、製作主任など、助手は演出部(助監督、AD)、制作部(制作進行)、撮影部(カメラアシスタント)、照明部、録音部、美術部、特殊効果などです。